良い睡眠にするための工夫を紹介!睡眠の質が身体に与える悪影響とは?

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夏の時期や季節の変わり目になると、起きた時に身体がだるいと感じたり、疲労感が抜けないことはありませんか?

季節の変わり目や、夏の暑い時期に起こりやすい自律神経の乱れが原因かもしれません。

現代社会において、ストレスを抱えてしまいがちな人も多く、生活リズムの乱れなども相まって自律神経が乱れてしまいます。

それにより、寝起きのだるさや疲労感が残る、他にも日常生活において頭痛や眩暈など、身体にさまざまな不調が出てしまいます。

では、自律神経を整えて、良い睡眠を取るためにはどんな工夫をすべきなのでしょうか。

まずは、冷たい飲み物は控えて、なるべく常温や温かい飲み物を飲むようにすることです。

冷たい飲み物を飲むことで、胃腸の冷えにつながり、また体温調整が鈍ってしまうことがあります。

体温調整の鈍りは、自律神経の乱れにつながるので、暑くて身体を冷やしたいと感じても冷たい飲み物は避けた方が良いでしょう。

また、就寝前に喉を潤すために飲み物を飲む場合には「お酒」「カフェイン飲料」「ジュース」はやめておきましょう。

いずれも、飲むことで水分不足になることや睡眠の質を低下させてしまいます。

お酒の場合、アルコール飲料のため寝つきが悪くなったり、浅い睡眠になってしまう可能性があります。

また、アルコールにある利尿作用により、睡眠時に水分不足状態となってしまうのです。

ですが、仕事終わりや夜、一息ついた時にはお酒を飲む方も多いですよね。

夜、お酒を飲む場合には、必ず「お水」を一緒に飲むように心がけましょう。

カフェイン飲料の場合、お酒と同様に利尿作用があることから水分不足になってしまう恐れがあります。

またカフェインには「覚醒作用」があり、睡眠前に飲むことで眠りが浅くなってしまいます。

自律神経を整えるためにも、就寝前には飲むことを避けた方が良いですね。

また、ジュースの場合は糖分が含まれていることから、就寝前に飲むことで血糖値が上がってしまい眠りが浅くなってしまいます。

また、肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクが上がってしまう恐れもあり、なるべくなら避けた方が良いかもしれません。

その他に、睡眠の質を上げるために気をつけたいのが「寝具」や「パジャマ」です。

真夏ですと、夜も気温が下がらず暑いために薄着のパジャマや薄手の寝具にしている方も多いのではないでしょうか。

ですが、季節の変わり目などは朝と晩の気温差が出てきており、日中は暑くても夜になるとヒンヤリする日も増えてきます。

寝ている時に、寒さを感じて目が覚めてしまうと眠りも浅くなってしまいます。

ですので、できるだけ通気性や吸水性に優れた寝具やパジャマを使用し、室温に応じて調整のしやすいものを使用しましょう。

自律神経の乱れを抑えて、睡眠の質を上げるためにおこなってほしいことがあります。

それは「日光を浴びる」ことです。

夏が終わり、秋に入ると、だんだん日照時間が短くなり、自律神経も乱れやすくなります。

日光を浴びることは、自律神経を整えるためには必要なことと言われていますので、1日に1回は必ず日光を浴びるようにしましょう。

これまでに、自律神経を整えて睡眠の質を上げるために、工夫すべきことについて紹介しました。

もし、自分自身の睡眠の質が悪く睡眠不足を起こしている場合、身体にどのような影響をもたらすのかご存知ですか?

睡眠の質が悪い状態とは、眠りが浅く夜中に何度も目が覚めてしまったり、朝起きた時もすっきりした感じがしないことを指します。

また、睡眠不足の状態とは、朝起きても眠くて仕方ない、日中に眠くなってしまうことを指します。

いずれような状態の場合、身体にどのような影響を与えるのでしょう。

まず、睡眠不足や睡眠の質の悪さにより「食欲が増加し、肥満になりやすくなる」ことがわかっています。

睡眠不足状態の場合、食欲促進ホルモンが増加し、食欲抑制ホルモンが減少します。

よって、必要以上に食欲が増進してしまい、肥満になりやすくなってしまうのです。

また、睡眠不足や睡眠の質の悪さにより「高血圧のリスクが上がってしまう」ことも判明しています。

20代や30代の頃は、体力もあり睡眠も疎かにしてしまうことが多いですよね。

ですが、若い頃に睡眠をあまり取っていなかった方が、40代や50代になってから高血圧になることが増えているそうです。

ですので、若いからといって睡眠を削って無理をすると、将来への影響も大きくなってしまいます。

また、睡眠不足や睡眠の質の悪さにより「うつ病になるリスクが上がってしまう」こともわかっています。

睡眠不足により、自分自身の身体だけでなく心身共に不調に陥りやすく、結果的にうつ病になってしまう方も多いようです。

うつ病になってしまうと、普段の生活だけでなく仕事などもままらなくなってしまいます。

普段の生活で、当たり前のようにおこなっていることが意外と、自分自身の身体や睡眠に悪影響を与えているかもしれません。

また、若い頃には大丈夫だと思い、睡眠を疎かにしていても将来的に身体に不調を与える可能性もあります。

今一度、自分自身の生活を見直して、自律神経を整えて睡眠の向上に努めてはいかがでしょうか。