自己肯定感を高めるためには?子供の頃からできる方法も紹介

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あなたは「日本の子どもや若者は外国に比べて、自己肯定感が低い」という話を聞いたことがありますか?

内閣府が出した「子ども・若者白書 令和元年Ver」によると、日本の子ども・若者の自己肯定感が低いという発表がされています。

また「自分に長所がない」と感じている子どもや若者の割合は、40%近くに達しており、近年ではより問題視されていることでもあるのです。

子どもの頃から、自己肯定感を上げるために親ができることはあるのでしょうか。

それは、子どもに家の役割を任せることが重要です。

例えば「お昼ごはん担当」を任せた場合、献立を考え、1人で買い出しをし、調理、あと片付けまで全てを任せます。

そうすると「自分の働きで家族が喜んでくれる」という自己有用感を感じることができるそうです。

逆に、子どもの自己肯定感を下げてしまうやってはいけないこともあります。

それは「先回りしすぎてしまうこと」です。

先回りしすぎてしまうと、その子を否定することに繋がりかねないそうです。

「この子はまだうまくできないかもしれない」と思うことを先回りして手を貸すことは多いと思います。

でもそれを子ども目線からすると「ママは僕が出来ないと思っている」「僕が失敗すると思っている」「僕に失敗されたくないと思っている」と感じてしまいます。

「失敗されたくない」というのは「自分のありのままを受け入れてもらえない」ということです。

つまり、何でもかんでも先回りしてやりすぎてしまうのは、子どもが自信をなくし、親から愛されていないのではないかと不安も大きくしてしまいます。

大人からしたら、出来そうもないことをやらせたりすると、あとが大変だとか、時間がかかるとか、考えがちです。

でも失敗して泣いているときに「失敗して悲しかったね。またやってみようね」と言葉にして伝えたら、子どもは抱えている感情を理解してもらえたと思えます。

また、子どもがチャレンジして出来たときに「やったね」と褒めることができたら、チャレンジしてよかったという自信にも繋がります。

少し大変ですが、子どもがやりたい、挑戦したいということをさせてあげると、自己肯定感が上がり、自信にも繋がる良い機会だと考えるようにしていいかもしれません。

ただし、安全に関わることは別です。

怪我しそうなときとかは「これはママ・パパがやるね」と言い切ることも必要です。

子供の自己肯定感を上げるために、親ができる工夫について紹介しました。

では、自立して大人になってからでも「自己肯定感」を上げることはできるのでしょうか。

そもそも「自己肯定感が高いこと」と勘違いされるのが「自己中心的」という考え方です。

自己肯定感が高い人は、自分のことを大切に思っています。

また、他人も自分のことを大切に思っているはずだと理解しているため、他人のことも大切に思っています。

しかし、自己中の人は、自分のことは大切だけれど、他人は大切ではないと思っているのです。

「自己肯定感を高めると自己中になってしまうのではないか」と不安になってしまう方も多いようですが、そんなことはありません。

自己肯定感が高い人は、他人にも思いやりが深いので自己中にはなっていきません。

自己肯定感を高めることで、どんな良いことがあるのか、ご存じでしょうか?

自己肯定感を高めると、自分が好きになり、自信を持てるようになります。

人間関係も良くなり、仕事もうまくいくようになります。

逆に自己肯定感が低いと、自分が嫌いになり、自信も持てなくなり、人間関係も悪化し、仕事も上手くできなくなります。

ですから、自己肯定感を高める事は非常に重要なのです。

自己肯定感を高めるためにできる5つのことを、紹介します。

①自分の脳を整える

運動して、身体に良い食べ物を食べ、十分な睡眠をとることということです。

シンプルですがこの運動、食事、睡眠に気を配るだけで、自己肯定感は高まっていきます。

②自分を否定する人とは距離をとる

自分を否定するような人は親であってもなるべく距離をとるようにしましょう。

自分を否定する人と付き合っていると、自己肯定感がどんどん低くなるので注意していくといいです。

③日記を書く

日記といっても、毎日ではなく、気が向いたときで十分です。

特に、今日嬉しかったこと、今日楽しかったこと、今日の感謝、今日の成功体験など小さなことでも良いのでポジティブなことを書くようにしていくといいでしょう。

そうすれば、プラス感情が発達し、考え方が前向きになり、自然に自己肯定感も上がっていきます。

④自分を大切に思う

コツは自分を親友のように大切に扱うことです。

自分のことを、ゆっくりお風呂に入れて、ゆっくり湯船に浸からせてあげてください。

自分に対し、食事をエサのようにガツガツ食べさせるのではなく、優雅にゆっくり美味しいもの食べさせてあげてください。

自分を粗末に扱わないようにしていってください。

そうすれば、自分が大切な人間であると思い、自己肯定感も高まっていくでしょう。

⑤自分のことを大切に思ってくれる人と会う

自分のことを大切に思ってくれる人と会えば、自分のことを大切に思え、自己肯定感も高まっていくでしょう。

以上の5つが自己肯定感を高めるために必要なことです。

いきなり全部やっていくのは大変だと思いますので、1つや2つからでも出来ることから始めていくといいでしょう。

自己肯定感を高めて、自分や他人も幸せにしていけたら良いですね。